土佐和紙工房 パピエ
手漉き職人 森澤真紀
土佐和紙工房パピエの手漉き工房は、高知市にある店舗「パピエ」から西へ約30分の土佐市、
仁淀川のほとりに位置しています。オリジナルの手漉き和紙商品は、
手漉き和紙職人である森澤真紀が全て手作業で紙を製作しています。
小さいころから紙を漉く音を聞いて育ちました。
学校から帰ると、職人だったおばあちゃんが紙を漉いているところへ行き、 何時間もへばりついて和紙が漉き上げられていく様子を飽きずに眺めていました。 週末には我が家では週末になると楮を煮るという作業があり、 一度に何十キロも原料を作るので、子供の私も作業を手伝っていました。 ほかにも原料のちりとりや、根のりを作ったり、紙床を運ぶ手伝いをしたり。 だからか、何の迷いもなく「紙漉き職人になりたい」と思いました。 そんな時、父と母が念願だった土佐和紙を専門に扱う店をつくることとなり、 商品づくりや紙漉きを任されることとなりました。 全国各地のいろいろな和紙を扱うお店に行き、どんなものが販売されているのか、 どんな和紙がどんな用途の和紙が買われているのかを調べて歩き、 パピエオリジナルを作ろうと心に決め、現在に至っています。土佐和紙工房パピエは、和紙を通して あなたの暮らしの中に、日本の四季を感じる素敵なひと時や、空間をお届けできればと 日々商品の開発に全力を注いでいます。
土佐和紙工房 パピエ 店長・手漉き職人 森澤真紀